IBS(過敏性腸症候群)
このような症状でお悩みではありませんか?

・長期間(数ヶ月以上)にわたり、便秘や下痢が持続している
・緊張したり、ストレスがかかるとお腹が痛くなる
・数ヶ月にわたり、お腹の調子が悪い
・排便回数が不規則である
・排便することで痛みや不快感などの症状が和らぐ
このような症状があれば、IBS(過敏性腸症候群)かも知れません。
とどろき駅前クリニックでは、消化器内科を専門に診療する医師が診察を行っています。
お腹の症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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IBS(過敏性腸症候群)とは

IBS(irritable bowel syndrome):過敏性腸症候群とは、大腸に炎症や腫瘍など、明らかな病気がないにも関わらず、お腹の痛みがあり、それに関連して下痢・便秘といった排便の異常が続く病気です。10人に1人は発症するとされる、よく起こりやすい病気の1つです。
医学的には、
「最近3ヶ月間、月に4日以上、腹痛が繰り返し起こり、次の項目の2つ以上があること。
(1)排便と症状が関連する
(2)排便頻度の変化を伴う
(3)便性状の変化を伴う
※期間としては6か月以上前から症状があり、最近3ヶ月間は上記基準を満たすこと」
という、Rome Ⅳと呼ばれる国際的な診断基準があります。
IBSを引き起こしてしまう原因は明確に分かっていません。しかし何らかの細菌やウイルスによる感染性腸炎にかかった後、腸の粘膜が弱くなってしまい、知覚過敏を起こしてしまうことも一つの原因だと考えられています。知覚過敏状態になった腸は、ちょっとした物理的、精神的ストレスによっても腹痛を引き起こし、下痢や便秘といった症状が出てきます。
人によって、便秘になりやすい人、下痢になりやすい人、交互に繰り返す人など、症状の出方は様々です。またIBSの患者様は、胸やけや胃食道逆流症(GERD)を起こしやすい、とも言われています。
このようにIBSは命に係わる病気ではありませんが、日常生活に大きな支障をきたしてしまうことが多くあります。症状がひどくなると、常にトイレのことを気にしなくてはならず通勤電車に乗ることも難しくなる、といった方もいらっしゃいますので、気になる方はお早目に相談にいらしてください。
IBS(過敏性腸症候群)の治療

IBSと診断するには、その症状が大腸がんや炎症といった器質的な原因によるものではないことを確認する必要があります。問診や各種検査、また場合によっては内視鏡検査を行うことで、重篤な病気が隠れていないかを確認します。そのため、消化器内科の受診はとても重要です。
IBSの治療では、辛い症状をおさえるために内服薬を処方いたします。前述の通り、下痢になりやすかったり、便秘になりやすかったり、症状は患者様によって様々ですので、適切なお薬も変わってきます。便の性状や腹痛などの症状の推移を見ながらお薬を調整していきます。
また場合によっては、脂質の多い食べ物やカフェインなどの特定の食べ物が原因になっているケースもありますので、食事の工夫をお勧めすることもあります。ストレスによって症状が悪化するケースも多いため、食習慣の改善や睡眠・休養をきちんととる、といった生活習慣の是正により、症状の悪化を予防することも大切です。
IBSは放っておくと、症状が悪化してしまう可能性もあります。また気付かずに別の病気が進行してしまっている、というリスクもあります。どんな些細なこと、症状でも構いませんので、気になることのある方はぜひ一度、ご来院ください。
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