そもそも胃痛の原因とは?
胃痛の原因は様々で、中でも自律神経の乱れ(ストレス)や食習慣の乱れによる胃酸の過剰分泌、ピロリ菌の感染が多い傾向にあります。
自律神経の乱れ
自律神経は、胃や十二指腸の働きをコントロールする役割を持っています。自律神経はストレスによって乱れ、胃酸の過剰分泌につながることがあります。結果、胃酸が粘膜を傷つけてしまい、胃痛を引き起こします。
食習慣の乱れ
つい食べ過ぎたり、飲み過ぎてしまう方は注意が必要です。暴飲暴食も胃痛の原因の一つです。また、以下に当てはまる方も注意が必要です。
- 脂っこい物をよく食べる
- 香辛料などの刺激の強い食べ物をよく食べる
- コーヒーなどカフェインをよく摂取する
- お酒をよく飲む
このような食生活は胃酸の過剰分泌につながり、胃の粘膜に炎症を起こす可能性が高まります。
ピロリ菌の感染
ピロリ菌に感染すると、胃の粘膜に炎症が起こり、胃痛になります。この状態が長く続くと萎縮性胃炎を引き起こし、そして胃がんになる可能性が高まります。胃がんは初期症状がなく、症状が現れる頃にはかなり進行している可能性が高いです。ですから定期的に内視鏡検査を受診し、胃がんや他の病気の早期発見に努めましょう。
胃痛がひどい時、薬局などで痛み止めを購入し服用するだけで終わらせていませんか?
胃痛の原因は様々です。胃痛の原因は最悪、胃がんの症状による可能性もございます。ただ、その場の痛みを和らげて終わらすのではなく、内視鏡検査を受診し、胃痛の原因を特定することを推奨いたします。
当院の検査方法
触診、問診を行ったうえで適切な検査を実施いたします。当院では内視鏡検査の実施をお勧めしています。
内視鏡検査
当院の内視鏡検査は鎮静剤を使用することも出来ます。鎮静剤を使用すると、検査時の痛みや不安を抑え、リラックスした状態で検査を受けることができます。また当院では、年1,500件以上の内視鏡検査歴を有する経験豊富な医師が検査を施行致します。
当院の治療方法
生活習慣改善
食事の内容や時間帯、食事量などの見直しと休養のアドバイスを受けましょう。
当院では、患者さんお一人おひとりの生活スタイル、環境に合わせた治療をご提案します。
生活習慣の改善は胃痛だけでなく、様々な疾患の予防ができます。
薬物療法
「胃酸の過剰分泌を抑える薬」や、「胃の働きをサポートする薬」、「胃の粘膜を保護する薬」など、患者さまの症状に応じて処方しています。
市販のお薬で改善する場合もありますが、胃がんの場合でも同じ症状があるといった恐れもありますので、専門医師による検査と適切な処方を受けることをお勧めいたします。
胃痛の原因は様々です。もしかしたら病気のサインかもしれません。もし不安があれば、お気軽に当院にお越しください。